「オーガニックコットンのガーゼってこんなに気持ちいいんだ…。」
「みんなにも知ってほしい!この気持ち良さを共有したい!!」
それがはじまりだった
2015年京都でオーガニックコットンのガーゼ生地にこだわって、ハンドメイド服を作り、販売をはじめた。
技術もセンスもお金もままならない状態でも、情熱だけは消えなかった。
京都での3年間の活動の中で、
より自然が豊かなところで、自給自足的な暮らしをしながら制作がしたい。と、思うようになった。
〈 買う 〉 より 〈 作る 〉がスタンダードな暮らし
そこで、2018年に広島県の尾道市に引越してきた。尾道の中でも、瀬戸内海に浮かぶ島、向島に。
そこには、穏やかで自由で柔らかな空気が流れていた。光っていた。風が私を優しく撫で、鳥たちの鳴き声が歌となって身を包んだ。
古い家屋をDIYし、アトリエを改装し、
空き部屋を、ゲストルームとして…飲食店として…シェアスペースとして…バイオトイレに…と、どんどんリノベーションしていった。
畑や保存食作りなど、命をつなぐ自然遊びにもどんどん手をだしていった。
〈 健やかな衣食住を提供する 〉と、掲げているけど、本当は、生きたいだけなのかもしれない。この地球で思う存分。
この命のダイナミズムを感じるために、竈で炊いたご飯を食し、直焚きの五右衛門風呂に身を委ね、うまい空気を吸って、緑の匂いを嗅ぐ。
人の素粒子がのってしまう手仕事に傾倒し、人目なんか気にならないほどしずかな場所で、空と風と光と会話する。
オシャレにもスマートにも語れないけど
私は、そらのきが、洋服屋さんの垣根を超え、この気持ち良さを体感できる場 (それは宿だったり、飲食店だったり)と成長してくれたことが嬉しいし、誇らしい。
そんなそらのきをしっかりと、必要な人に届くように、私のできる限りの力をこれからも尽くしていく。
「細胞が喜んでるのが分かる。」いつの日か、とあるお客さんが言っていた。びっくりした様子で。
訪れてくれた人が、それぞれの肩の荷や疲れをおろし、やすらいだり、命が喜びでダンスしたり、自由に美しく、安心して過ごせる場として、どうぞ活用していってくださいませ。
そらのき店主 讃良